東京の桜は早くも散りつつありますが、みなさんお花見はされましたか? 満開になったかと思うと天気が荒れ、すぐに散ってしまう儚い桜。毎年のことながら、その美しさは心をそぞろにさせますよね。
さて、前回の「目指せ、見返り美人」でお伝えしました通り、今回は“後ろ姿がきれいになる”歩き方について。これは私がお伝えすることの中でも核となる、本当に大切なことなので、ポイントごとに回を分けて細かにご紹介していきたいと思っています。今回はその前段階で、まずはご自身の歩き方を再認識していただきます。そのためのチェックシートがこちら!
- 歩いている自分の姿を見たとき、シルエットが揺れている。 Yes・No
- スカートが左右どちらかに回っている。 Yes・No
- 歩いているとき、脚と脚の間にスカートが入り込む。 Yes・No
- 歩いているとき、手の甲が前を向いている。 Yes・No
- 前から見たとき、お洋服の肩のトップの縫い目が見えている。 Yes・No
- 肩こりがある。 Yes・No
- お腹が出ている。 Yes・No
- 生理用ナプキンが横モレする。
Yes・No
さて、いかがでしょう。当てはまる項目はありましたか? だいたいご想像がつくと思いますが、「Yes」の数が多いほど“見返り美人”から遠ざかっている可能性が高いです(笑)。じつはこのチェックシートが示すことはすべて同じで、体の背面の筋肉が使えていないということ。すると前や外側に重心がかかり、体は自分を支えようとそこに余分なお肉をつけ、ますます背面の筋肉が使いづらくなり、ボディラインが崩れていってしまうんです。
そう、歩くときに大切なのは前ではなく後ろ。そのことを意識しないと、“前に進む”のだからとどうしても前のめりになりやすく、脚をがんばって前に出したり、腕を前や横に大きく振ったり、顎を前に出したりして、その結果チェック項目の「Yes」の数が増えていきます。歩いているときに揺れてしまうのはなぜか、どうして揺れるのはNGなのか。そして、“見返り美人”になるにはどのパーツを、どのように変えればいいのか?チェック項目と連動しながら、ポイントとなる4つのパーツ、頭と肩、骨盤、腕、脚ごとに回を分け、それぞれを丁寧に解説していきます。
お尻の位置、バストの位置を決めているのはあくまで自分。重心の位置と体の動かし方を知り、改善すれば、どなたのボディラインも自ずと変わります。だから「目指せ、見返り美人」。露出が増える夏に向け、今からコツコツ、着実に積み重ねて行きましょう。